2009-09-12

「旅について」

生まれて初めての旅は、あの長い坂道の向こう
となりの街で見た夕暮れ、それはまるで世界の果て
その時に僕の時計は、時を刻み始めたんだ
夕闇が待ち望めても、家には帰らなかったんだ
旅をしよう、旅をしよう
体が大きくなるにつれ、見えなくなるものが多くて、
いくら背伸びしたところで、それは見つからなかったんだ
変わり続けてくと言うこと、変わらないでいると言うこと、
そのどちらも出来ない僕は、旅に出る理由を探してた
悲しみに満ちた笑顔や、喜び溢れる涙、
ありがとうとさよならと言う、二つの言葉だけを信じた
In the Sun, 旅に出よう今、
In the Sun, 出来るだけ遠く、
叶わない夢があること、届かない思いがあること、
誰かと比べてしまうこと、誰かを傷つけたこと、
In the Sun, 旅に出よう今、
In the Sun, 出来るだけ遠く、
いつか僕の旅が終わり、時計が刻むのをやめる時、
ありがとうとさよならを素直に言えるように、
僕は旅をしよう、
今は旅を続けよう。
Word "Caravan"

気がつけば1ヶ月。

日本へ帰国して1ヶ月が経ちました。
僕たち自身手に入れたものも大きいが、
失ったものもあるのは確か。
今はたくさんのことを整理しながら日本を感じて生きています。
そしてこの旅ブログも終了しなければ・・・・。
あと少しお付き合いください。

上島珈琲です。

実は中国限定だとばかり思っていた上島珈琲。
ついこの間横浜を歩いていると実は日本にもあるということに
気がつきました。今はスタバを筆頭に日本には洋風なのか外資系の
コーヒーショップが多数存在するけど、ここ上海に沢山存在する
上島珈琲は昔ながらの雰囲気で俺的にはかなり気に入った
コーヒーショップでした。そうそう僕らはバンコクから
この旅最後の地になる上海へ来ました。
これが本当の最後の国です。

もう一つ香港。

個人的には香港の夜景は山頂ではなく
川辺で見ているほうが好きだった。
でもガイドブックやテレビでこの山頂から見る夜景こそが
「100万ドルの夜景」です、と香港観光局が言っているから
行って見なければと1時間以上待つ長蛇の列を並んで
登山列車に乗り行って来ました。
まあ実際毎日がこの状態だったら並んでまで行く価値が
あるのかと少し思ったけど、その後山頂からバスに乗り下山して、
船で九龍島まで渡るコースは意外と盛り上がり
結局行って良かったと思いました。(笑)
意外と香港は小さいながらも面白い国かも知れませんよ。

で、

僕らは香港で8・22から3泊して、
最後の国である中国”上海”に向かいました。
これが本当に最後の国であり最後の場所でした。
今はたくさんの思い出が毎日振り返ってきています。
いよいよ日本が現実的に近づいてきました。

あ、そうそう。

日本に帰国しました。
おかげさまで無事に麻実子と長かった新婚旅行を終え、
両親にも挨拶に行き、今は旅に出る前から住んでいた
アパートへ帰り、ようやく落ち着き生活がスタートしました。
今はこの先の未来を見つめながら日々どの道へ進むべきなのか
毎日考え、この旅で見たことと得て学んだ事を整理しながら、
毎日の時間を大切に思いこの文章を書いています。

横浜に戻って10日が経ちました。
ブログの終わり方についてもインドに入る前から
どうするか色々と考えてはいましたが、
いよいよこの時が近づいて来ました。
と言っても実は香港の後に上海に3日滞在してから帰国したので、
もう少し最後までお付き合いお願いします。
そんな感じで僕らは毎日、非現実だった旅社会から
現実社会へ戻る為に頭の中を整理している毎日です。
とりあえず日本わが母国は世界では色々と言われていますが、
素晴らしい国のまま僕らを迎え入れてくれました。
「ただいま」。
この旅でたくさんの方々に大変お世話になりました。
心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
WORLD TRIPPERS

100万ドルの夜景です。

「香港と言えば100万ドルの夜景。」
そう言えば僕らは世界各国でそう言う夜景を足したら幾らになる
くらい見て来ただろう?相当の金額になることは間違えない。
多分僕らがこの旅で使ってきたお金なんか足元にも及ばず、
そう考えたら本当に贅沢で安上がりの旅をして
ここまで来れたのだと思う。香港の夜景は夕方から夕闇に
変わっていく時間帯の景色は感動を僕らに与えてくれた。
毎日行われているという光と音のショーはいまいちだったけど。
香港は想像通りの国ですね。

2009-09-03

香港③

日本ではありません。
ここは香港です。
歩いて屋台で飯食って、歩いてお茶して、歩いて買い物して、
観光はあまりせず・・・。
もちろん百万ドルの夜景を見に行ってきました。
とにかくブランドものが凄いです。