2008-11-30
Mirror World
遂にウユニ塩湖ツアーも最終日、
僕らはこのツアー終了後、そのままチリに抜けて、
次なる目的地イースター島へ向かう予定だ、
本来ならばこのツアーも1月、2月の雨季に行くと
塩湖に水が溜まり反射して山が綺麗に映ると言われ
出逢った旅行者もわざと今を外していく人も多かったけど
僕らは塩湖ではなく湖に反射して見える山をこうして
見ることができた。
風のない湖にこうして反射して見える山々は
本当に綺麗で僕らは何も話さずにただただその景色を
眺めていた。
自然の作った芸術、
お金では買えない芸術、
まさに地球規模の芸術をこうしてたくさん見てきた。
天気にも恵まれ、想像以上に寒くもなく、
新月だったので、満天の南半球の星空を眺め、
塩湖から上がる太陽と塩湖に沈む太陽、
全てが最高の思い出、
最高にウユニツアーを楽しむことが出来た。
そして僕らはこのままチリのサンペドロ・アタカマという
砂漠町へ抜けていった。
Adios Bolivia.
異次元ワールド
光と影の世界
Isla de Pesca(魚の島)
Salar de Uyuni(ウユニ塩湖)
ウユニの町でツアーに申し込み、日本人6人で
2泊3日のウユニツアーに行ってきました。
南米のもう一つのハイライトウユニ塩湖です。
メンバーはメキシコで出会い、ラパスで再会した
登山家Junくん&しかちゃん、
そして後二人は当日まで知らなかったけど、
びっくり日本人で、サトシくんとヨシくん、計6人の日本人です。
今から数万年前、ボリビア南西部を覆っていた湖は、
干しあがるにしたがって水分中の塩が固まり、いくつかの塩湖に
なった。ウユニ塩湖の最高地点は3760m、塩湖の大きさは
約120km×約100kmあり、面積は約1万2000平方km、
約20億トンという膨大な塩がここにある。
もちろん言うまでもなく世界最大の塩の塩湖です。
言葉では説明不可、異次元ワールド、
真っ白い塩の上をジープで走る爽快さ、
何処までも続く白の世界、
僕らは昼過ぎから塩の世界に入り込み、
塩の世界をさまよっていた。
途中ウユニ塩湖の真ん中に浮かぶサボテン島で昼食を
食べ、サボテン島を探索して、
夕暮れ時、影が徐々に伸び始めてきた時、
誰もいない塩の世界の真ん中で沈む夕日を眺めていた。
気がつけば、オレンジ色だった塩の地面が真っ黒に変わり
空がオレンジ色から暗闇へと、
一番星が見え始め、新月に近い日だったので
星がたくさん瞬き始めた。
宿は湖畔沿いにある塩のホテル、
全てが塩で出来ていて、もちろんベッド、イスまでもが塩、
床は粗塩とでも言おうか、塩、塩、塩、
外に出ればこれまで見たこともないほどの星の数、
これが南半球の星空か、
どれくらいたたずんでいただろう、
いくつもの流れ星も見て、
明日は塩の上から浮かぶ朝陽を見る為に
僕らは早くに寝床についた。
2008-11-29
by Train
ラパスから3時間バスに乗ってオルーロにやって来た。
この場所は南米三大祭の一つがある町、
ブラジルのリオのカーニバル、ペルーのインティ・ライミ、
ボリビアのオルーロのカーニバル、
僕らはここから列車に乗って南米のもう一つのハイライト
ウユニ塩湖へ向かった。
値段もバス移動と差ほど変わらず、列車も思った以上に
快適で、ほとんどがツーリストで外の景色を楽しみながら
15時半発、22時着の7時間半移動で、各車両にテレビも
有り、乗っていた間ずっと映画が流れていた。
夕暮れ時に僕らは食堂に行った。
夕陽を沈むのを眺めるために、
荒れ果てた荒野に沈む夕陽は何も語らずに
何も映し出さず、ただただ当たり前のように
地平線の彼方に沈んでいった。
その沈んだ後に通った町はまさに光も無く、
人影もほんのわずか数人で、家路へ戻るために
急いでいるのか、きっとあと数分で暗闇に包まれ
この町の一日が終わるのだろう、
僕らはその風景を列車の中から眺めていた。
空は太陽が沈んだ所の明るさだけ残り、
その周りは徐々に徐々に暗闇に包まれ、
オレンジから青、そして真っ黒な暗闇へて
変わっていく、絵に描いたような幻想的な世界、
気がつけば暗闇の中を列車が走っていた。
俺はなぜかすごく寂しい気分になっていた。
なぜか分からないけど、
とにかく寂しすぎる、いくつかの町を見て
悲しい気持ちになったのか?
太陽の沈んだ後のあの幻想的な景色を見たからなのか、
あまりにも列車の中の世界と外の世界が違いすぎたからか、
そして22時過ぎにはウユニの町に着いた。
2008-11-20
忙しがった24時間
4日間でやることを全て終わらせ、移動日の前日の夜に
みんなで韓国料理を食べに行きました。
しかしここへ来て初めて体調が悪い気がして、
宿へ戻ってみると、体がどんどん重くなってきた、
本当ならば明日の移動の為にパッキングをしなければ
いけないが、体が重くて動かない、気分がどんどん
悪くなってきた、急いで寝ることにしたが、すぐに吐き気がして
トイレへ駆け込んでしまった。熱を測ると38度熱がある、
明日の移動は無理か?風邪なのか?高山病なのか?
夜中何度か目を覚まし、朝方マンゴを食べて
熱さましを飲み、再び寝てみると翌朝体調が戻っていた、
本当ならば2・3日休んでも良かったが
この先の予定を考えると先を急ぎたかったので、急いで
パッキングを済まして出発する事にした。
タクシーでバスターミナルへ着いて、次の町、オルーロ行き
のバスを探してみるとどうやら何処の会社もオルーロ行きが
全て走っていない、どうしたんだ?
どうやら今日はオルーロでストライキが有り、オルーロ行きの
道が塞がっているらしい、まさか?せっかく急いでパッキングを
して出て来たのに・・・・・
ターミナルでどうするか悩んでいると、どこかで見たことのある
髪型の外国人が、すると向こうもこちらに気がつき、僕らがキトで
一緒の宿だったアルゼンチン人に2ヶ月振りに偶然
再会したのです。
こういう再会がやはり旅をしていて面白いところ、
そして麻実子も彼のところに来ると彼がびっくりしている、
「Por que?」彼の髪型はドレッドヘアー、麻実子も会った時は
ドレッドヘアー、しかし今はショートヘアー、彼はなぜ切った
のかとすごくびっくりしていた、
その後、僕らの状況を話してみると彼はすぐにまわりの人達に
いろいろと聞いてくれ始め、その中でどうやら1台だけ
ターミナルからではなく、少し離れた場所から1台のバスが
オルーロに向かってくれるらしい、僕ら以外にも困っている
旅行者が沢山いたらしく、初めは大丈夫かなと少し思ったが
沢山の白人旅行者がいるから大丈夫そう、再び出会った
アルゼンチン人にお礼を言って再度の別れを告げて
僕らも白人旅行者の後をついて歩き始めた。
10分くらい歩き、ようやく大型バスも見え
これでオルーロに行けると思ったがどうやら
ポリシア(警官)ともめているらしい、やはり駄目か?
しばらくするとこのバスを仕切っていた人が、ここでは
駄目だからまた少し歩いて別の場所から乗ろう、
また、僕らはみんなで歩き始め別の場所へ向かった。
そして待つこと1時間、バスは来ないで仕切っていた
人がやって来て、全員に無理だったと告げられた。
そこで遂に僕らは移動をあきらめチェックアウトした宿へ
再び戻り、4日後の列車でウユニへ向かうことにした。
ある意味体調があまり良くなかったのでもう少しラパスで
ゆっくり休んでウユニへ向かいます。
こう言う事がよく起こるのが海外、不自由差の中で旅を
するのも僕らのような長期旅行者にとっては楽しみの
一つでもあり、もちろん怒りたくなる様な事もたくさんあるが、
こうしてもう少しラパスを楽しめることになったので
それも良しとしよう。
La Pazは本当にLa Paz?
先日の日曜日、同じ宿に泊まっていた日本人長期旅行者が
宿から少し離れた所で昼間首絞め強盗に遭いました、
それ以外にも毎週やっている市で唾かけにあったり、
泥かけにも遭った旅行者がいました。
ここはLa Paz、スペイン語で「平和」
貧富の差がある以上しょうがないのか・・・・
でもこれはれっきとした犯罪で、一つ間違えれば大怪我もする、
しかし現地人も生きる為には何だってする、
1人の金持ちと10人の貧乏人、
ひょっとすると1人の金持ちと100人の貧乏人かも知れない?
僕らはその中で旅をする、いつも危険が隣り合わせかも知れない?
それでも必死にお金を稼ごうとしている人達もたくさんいる、
少年達の靴磨き、道路でのパフォーマー、
おじいちゃん、おばあちゃんが道端で演奏、アカペラ、
子供が赤ちゃんを背負ってキャンディーだって売っている、
正直、見るのはとても辛いが、出来るだけ買ってあげたい、
出来るだけ店で買わずに買ってあげたい、
でも欲しいのはあまり無い・・・・・
ここもバランスなのか?
想像以上の都会La Paz、
標高がこれだけ高くても高層ビルや外資系ショップも
たくさんある、
たくさんあるからたくさんいる
たくさんいるからたくさんなく
たくさんなくからたくさんわらう
たくさんわらうからたくさんもらう
たくさんもらうからたくさんある
ここLaPazもたくさんのことが繰り返している。
La PazのCafe
お土産(南米編)
このブーツはペルークスコでオーダーメイドで作りました。
値段は100sol/3000円、
何軒か他にも同じ店があり、値段もだいぶ安かったですが
この店が一番クオリティーも高くてしっかりしていたので
買いました。残念だったのは希望していた柄とは少し違い
納得いきませんでしたが、まぁしょうがないでしょう。
ここは海外ですから・・・・
このトートバッグは俺が一目惚れして
麻実子にお願いして買いました。
値段は95sol/2800円、
デニムの生地を使い裏地もしっかりしていて、麻紐で縛れる
ところがまた可愛かった。
いったい誰がデザインしているのだろう?
まさかペルー人?
このポーチはラパスでたくさん買いました。
小さいので8bol/110円、大きいので一番高くて25bol/350円、
生地も厚く、柄も可愛く、麻実子のお気に入りです。
たくさん買ったのですがまだ欲しいみたいです・・・・
それ以外にもボリビア名物指人形を数百個、
僕らが呼んでいる南米ハット、etc....
とにかく溜まっていたお土産をボリビアから船便で3ヶ月
かけて送ります。
無事に着いてください・・・・・・
to La Paz
La Paz スペイン語、ポルトガル語で「平和」
僕らは首都ラパスへやって来た。
標高3600メートル強のすり鉢上に街が広がり、
その高さから雲の上の街とも呼ばれている。
この街は南米でも数本の指に入る悪名高き街で、
偽警官、唾かけ、ケチャップかけ強盗、首絞め強盗
偽TAXI等、とにかく犯罪者が多い街で有名です。
とにかく一度来たこともあるし、ラパスまで6人の移動だったので
みんなで十分警戒し無事にラパスに入り、次の南米第二の
ハイライト、ウユニ塩湖への準備に入ります。
ここラパス(ボリビア)はとにかく物価が安く、物も意外に豊富で、
これから最南端へ向けていろいろと物を揃える事が出来ます。
それ以外にも郵便が安いので、溜まってきたお土産も
ここラパスから船便で送る予定です。
何日滞在するか分からないけど、今はなるべく駆け足で
南下していきたいので、やることだけを済ましてラパスは
すぐに抜ける予定です。とにかく色々な意味で助かるはずの
ラパスですが、十分に気を付けないと痛い目に遭う確立が高い
ので、気を引き締め滞在したいと思います。
あとこの街は旅行者の間で食い倒れの街として有名で、
南米一安くて美味い日本食屋から、デザート、韓国料理、
イタリアン、とにかくたくさんの美味い食事が楽しめる街でも
あるのです。なので、ここでたくさん食べて英気を養って、
ウユニ塩湖へ向かいたいと思っています。
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