2008-06-27

Go to Guatemala.

ついに長かったメキシコからグアテマラに移動する日が来た。
目的地はグアテマラにあるフローレスという町。
この町を拠点にマヤの聖地でもあるティカル遺跡へ向かいます。
旅人の間ではメキシコとグアテマラの国境はあまり良い噂は無く
賄賂やなんかしらのトラブルを聞かされていた。
俺らは旅仲間から教わったあまりメジャーでないルートで
フローレスへ向かう事にした。
カンクーンを18時に出発してまずは国境手前の町テノシケへ。
到着時間は次の日の9時。
そこから国境の町エルセイボまで1時間、思っていた以上に
2等バスも快適で流れている風景もとても綺麗で、
大好きなルートの一つになった。
国境は基本的に緊張するが、ここの国境は人も少なく
すんなりグアテマラに入国する事もできて、意外とお勧め
ルートかもしれない。
そこからまた8時間くらいミニバンに乗り、目的地のフローレスへ
夕方到着した。予定では1ヶ月くらいのグアテマラと考えているが
果たして僕らをどう歓迎してくれるのかな?

Tulum.

キューバから無事?に戻り、メキシコでは最後の観光
トゥルムに行ってきました。
この場所は俺にとって思いで深き場所で前回中南米を旅した時の
BEST3に入るほど好きな場所の一つです。
今回は時間がないので滞在しなかったけど、前回は10日間くらい
この場所に泊まっていました。
海は静かで空の色と同じ位青く、夜になると星が満天に広がって
いたのを思い出します。毎日ハンモックで流れ星を見ながら
寝ていました。
こうしてまたこの場所”トゥルム”に来れたこと感謝です。
メキシコへ来るならぜひ訪れてみて下さい。
お勧めですよ。

”Havana Time"

楽しかった思い出しかないと言えば嘘になるキューバだったが、
麻実子と一緒にブエナビスタの世界へ来ることが出来たことに
感謝したい。キューバの国立劇場で見たキューババレェーは
二人して感動していつかは子供にバレェーを習わせたいとまで
思ったほど。社会主義の国で決して経済には恵まれてはいない
キューバだが、音楽とお酒を楽しむ国としては最高だった。
同じ島国の同士なのだからこの先の明るい未来の為にも、
新しくなった”ラウル・カストロ議長”には心から
頑張ってもらいたい。4年前に訪れた時とほとんど変わっては
いなかったキューバだが、持っているオリジナルの空気は
どんどん進化していていたので、
もっともっと音楽、芸術、そしてスポーツと世界へ羽ばたいて
キューバの存在を世界中にアピールして欲しい。

海岸線の風景は一生忘れることのない景色を見せてくれた。
遠くに浮かぶビルのシルエット、
走る続けるクラシックカー、
打ち寄せる波、
夕焼けとハバナクラブ、
流れ続けるキューバミュージック、
たくさんの景色をありがとう。

2008-06-16

"旧アメリカ大使館"

ハバナにある世界遺産ではない世界遺産「旧アメリカ大使館」。
前カストロ議長が勝手に立てたといわれるポールには
”黒のワンスターフラッグ”が風になびかれていた。
何ともいえない光景。
これは正義なのか悪なのか?

2008-06-15

”AFRO CUBA"

毎週日曜日になるとここ「カジェホン・デ・ハメル」
という場所でルンバが演奏されます。
ルンバ音楽とは基本的に打楽器のみで行う音楽で、
コンガと呼ばれる片面皮の樽型の太鼓が素手で叩かれ、
だいたい音程の違うコンガがいくつか使用され、
演奏に合わせて即興で歌が入ります。
もともとこの場所はサルバドールと言うキューバの画家が
ハバナの下町の一角に「アフロキューバン宗教」を題材とした
壁画を描いた場所で、一言で言うと
アーティスト達の集まる場所でもあります。
ただ正直俺の感想はこの場所はゆっくりと音楽や踊りを楽しめず、
お前ら本当にアーティストか?と疑いたくなる出来事が多すぎた。
CDを無理やり買わせようとしたり、
ドリンクを奢れとか案内料を払えとか、確かに気持ちは分かるけど
プロミュージシャンと言っている以上、
「実力で買わせろ」と言いたくなった。
俺らはツーリストだしルールくらいは分かっている、
でもお前らアーティストだろう?僕らを納得させて買わせてみろよ。
本当にこの場所が残念だと思う。
壁に描かれた絵、音楽、どれをとっても素晴らしかったのに。

Museo de Revolucion(革命博物館)

僕らはキューバを半周ではあったが3箇所の町を廻り、
キューバ最後の3日間をハバナ市内で過ごしました。
その一日で旧市街にある革命博物館に行って来ました。
ここは1920~1960年に大統領官邸として使われていた
場所を博物館にしたので、外観、内装はどれも素晴らしく、
展示内容は革命を成し遂げるまでの歴史と当時使われていた
物品など様々展示されていて、ゲバラコーナーもありました。
ツーリスト以外にもキューバの子供たちがお母さんと一緒に
来ていて、自分達の母国の歴史を勉強しているのだと
関心しました。日本人にとっての歴史は世界で唯一原爆を
落とされた国であり、アメリカに敗戦している悲しい歴史の
ある国です。それでも今はこうしてアメリカと肩を並べ、
世界でも一番の治安と信用を誇り、
人々の良さを身にしみて感じることができます。
日本を離れて初めて素晴らしい国である誇りを
感じることが出来ました。

BEACH RESORT” VARADERO”

サンタ・クララから車で3時間ほど走った場所にある、
キューバ最大のリゾート地であるバラデロにやって来ました。
ここは本当にキューバ?と思わせるほど素晴らしいリゾート地で、
一体誰が来るのかと不思議になるが、
ゴルフ場やヨットハーバーなどありしかも町には観光地で
見かける2階建てバスまで走っていた。
僕らの泊まったホテルもキューバで泊まった宿の中では
一番良かったホテルで、毎日ベッドメイキングまで入り
タオルを白鳥にして置いてくれていました。

ここはカリブ海でないのに海がとても綺麗で、
まさかキューバにもこんな綺麗なビーチがあるなんて思っても
いませんでした。僕らはそのビーチで泳いだり夕焼けを見て
キューバでは久しぶりに楽しみました。
とにかくバラデロは暑かったけどホテルにはエアコンもあり、
夜もぐっすり眠ることができて、
僕らはキューバでは一番好きな場所になりました。

「チェ・ゲバラの眠る街」

1997年7月にボリビアの山中で発見されたチェ・ゲバラの
遺骨がようやくヒーロになった国へ帰ってきた。
ゲバラが永遠の眠りについた町は「サンタ・クララ」と言い、
ゲバラが最終的にキューバ革命を成し遂げた町でもあり、
僕らはその町までやって来た。
トリニダーからは、車で山道を2時間30分の
天気の良い中のドライブで、いくつもの町を通り抜けて
やって来ました。町は思っていた以上に大きく、人も沢山いて、
ハバナとは違う雰囲気の町でした。そして一目ゲバラに会う
ためにこの墓地にはたくさんのツーリストが訪れていた。
銅像の下には博物館と納骨堂があり、一般公開されていて、
20世紀のヒーロー、チェ・ゲバラにお祈りを捧げてきた。
納骨堂の中には「永遠の火」が灯されていて、
21世紀になっても永遠のヒーロー”チェ・ゲバラ”は
みんなから愛されていました。

ゲバラの眠る墓地の周りには何もなく、トイレの前の広場には
たくさんのヤギが放牧されていて、すごくゆっくりとしたゆるい
空気が流れていた。今を思い返すとキューバではあそこだけが、
ゆっくりとした時間が流れていた気がする。
もちろん町から少し離れた場所だからでもあると思うが。

2008-06-13

古都の町”Trinidad”

キューバに着いて2日目にはハバナからバスで6時間かけて
古都の町「トリニダー」にやって来た。
キューバでのバス移動は初めてだったのでどんなバスが来るのか
少し心配していたが、バスのレベルもかなり良く、冷房、
テレビ付きの中国製バスで、しかも道も良く出来ていて、
かなり快適なバス移動でした。
バスから見える風景は中米で見てきた景色とあまり変わらないが、
社会主義のキューバは道に広告看板などはなく、
あるとしたらキューバを称えたことやゲバラやカストロの写真で、
それ以外は道でヒッチハイクをする人達が大勢道路
の脇に立っていました。
初めてきた古都のトリニダは石畳に包まれる古都の町だが、
思っていた以上に町には何も無くただ散歩するだけでした。

そして噂では聞いていたがキューバには基本的にホテル以外に、
政府公認の家庭に泊まれる宿があって、僕らのような長期旅行者は、
そっちのほうがキューバをより知ることができて、
しかもホテルより安く2食付で泊まることが出来るのです。
なのでバスターミナルには、たくさんの客引きが立っていて、
その時ばかりは戦場のように、「こっちへ来い」「あっちより安い」
などと色々と聞かされて、
僕らはその中から写真などを見て宿を選んで泊まりました。
でも実はこのシステム本当は僕らのような長期旅行者には
とても便利で、ホテルを歩いて探す必要がなくなります。
どうしても移動の時は財産全てを背負って移動しなければ
いけないし、知らない町でホテルを探すのは本当に苦労します。
もしホテルの場所を知っていてもそこまで2人で歩くのもかなり
気を使うし、このシステムだと案内人もいるのですごく安心して
宿まで行けます。どうですかね?
宿を経営している人はもっと営業をかけて、
ターミナルで客引きをしてみては。

2008-06-12

社会主義で陽気な島国 ”Republica de Cuba”

カンクーンでキューバ行きのチケットを手配して、
俺にとっては2回目で麻実子にとって初めての社会主義国家
キューバに行ってきました。
今回は10日間の滞在で何箇所かキューバを廻って来ました。
カンクーンからの飛行機代は2泊のホテル(朝食付き)が付き、
空港からの送迎があり一人362ドルとまずまずの値段で
行けたのですが、改めてキューバの持つパワーに圧巻され
帰って来る感じになりました。
ここで少しだけキューバについて説明すると、
日本の本州の半分の広さで日本と同じ島国です。
人口は日本の約10%の1123万人、人種はムラート
(黒人と白人の混血)と白人が全体の87%、アフリカ系黒人が
12%、世界の中でも人種差別のない国として知られています。
今は今年の春にフィデル・カストロ・ルス国家評議会議長が
引退したため弟のラウル・カストロが政権を握っています。
今回は古都の町「トリニダ」、チェ・ゲバラが眠っている
「サンタ・クララ」、キューバ最大のリゾート地「バラデロ」、
そして「ハバナ」と半周であるがラウンドして来ました。

2008-06-01

Caribbean Sea Yucatan Peninsula

やっと新婚旅行らしい場所まで来ることが出来た。
ユカタン半島に位置する”カンクーン”。
カリブ海のリゾート地であり誰もが新婚旅行に行ってみたい場所。
ある意味、僕らのような長期旅行者は物価がここだけ高いので
遊びづらい場所でもあるが、僕らはここから
キューバへ飛ぶためにやって来ました。
麻実子にとって初めてのカリブ海です。
いつ見てもカリブ海はすごく綺麗で、
「白い砂、透き通る海、青い空」、
どれも全てが絵になり、本当にビックリするような海岸です。
「あーまた来てしまった」。