2008-05-26

”Private Revorution"

"EZLN・サパティスタ民族解放軍"
90年前にメキシコ革命を主導し土地と自由を求めて戦った
革命家ミリアーノ・サパタからその名を取っている。
男中心で始まった革命家達は3割の女性も活躍し、
「全ての人の自由」「正義」「民主主義」を求めて
今もメキシコ政府と戦っている。
1994年1月以来言葉を武器にしてインターネット発信で訴え、
今は世界中の人々に支持を得ている。
チアパス州住民の1/3はマヤ系先住民で、
主に農業を営み生活している。
天然資源には恵まれ石油やガスや森林資源も採れるのだが、
メキシコでは最も貧しい州である。「資源が豊富なのになぜ?」
現在、水も電気も通っていない生活をしている人達が
たくさん存在する。「先進国に変わりつつあるメキシコがなぜ?」
住民の半数以上が最低賃金、一日400円以下の収入で生活を送り、
スペイン語の読み書きが出来ない人達も3割いる。
多くの住民は現在もトツィル語(マヤ系インディヘナ)を話す。

彼らは俗に言うゲリラで、
言葉を武器にしてインターネットで戦っている。
それでも自治区の周りにはメキシコ政府軍の軍隊と、
反サパティスタが警戒して毎日包囲している。
俺は以前旅をしていた時にメキシコで出逢った
鉄さんの言葉を思いだした。
「プライベート・レボリューション」。
世界が変化しても、
変化することの出来ない国がたくさんある。
世界だけではない、地球自身もそうに違いない。
一人一人が変わらなければならいはずだ。
「プライベートレボリューション」

「ミリオテ」、君、ここにいるね、
「ミリオネ」、うん、ここにいるよ。
サパティスタの挨拶の言葉。

2 件のコメント:

LUZ e SOMBRA crew さんのコメント...

プライベートレボリューション
ひとりひとりの改革

間違いないです。
こころ打たれました。

日本には流れてこない世界中のリアルな現状
これからもレポートお願いしますね

884さんの生の情報楽しみにしてます!

ソーシ

World Tripper さんのコメント...

ありがとう、ソーシ
今はカンクーンにいます。
近いうちにキューバに飛びます。
たぶん2週間くらい更新できなくなりますが戻ってきたら新しいカストロ(弟)の政権をこの目でリポートしてきますね。
884